こんにちは!2026年までに家族で海外移住を目指しているnanaです。
今回は英語圏、ニュージーランドを調査してみました!
1度訪れたことがありとても大好きな国の1つですが、アメリカの発音と結構違うことが多いので移住先の候補として考えていませんでした。
しかし実際に教育移住されている方のお話を伺う機会があり、今はニュージーランドにとても興味があります!
羊や自然だけじゃない!教育移住先として魅力たっぷりなニュージーランドを見ていきましょう♪
- ニュージーランドの基本情報
- 子供が無償で学校に通う方法
を中心にまとめています!
ニュージーランド基本情報
ニュージーランド基礎データ
人口 | 約504万人(2019年12月統計局) |
民族 | 欧州系(70.2%)、マオリ系(16.5%)、太平洋島嶼国系(8.1%)、アジア系(15.1%)、その他(2.7%)(2018年国勢調査) (注)複数回答者(混血等により、複数の民族を選択したものと思われる)が存在するため、各民族の合計は100%を超える。 |
言語 | 英語、マオリ語、手話(2006年以降) |
宗教 | キリスト教36.5%、無宗教48.2%(2018年国勢調査) |
- 日本との時差:4時間(夏時間)・3時間(冬時間)
- 東京からオークランドのフライト時間:約10-11時間
ニュージーランドの気候は?
ニュージーランドは日本と同じように四季がありますが、1日のうちでも四季があると言われ朝晩と日中の気温差が大きいです。
南半球にあるので日本とは四季が逆になります
年間を通して日本より少し暖かいくらいですが、南の方では真冬に‐10℃になるところもあるそうです。
またオゾン層が薄いため紫外線がとても強いので注意が必要ですね。
ニュージーランドの物価は?
ニュージーランドは東京より安くすむものもありますが、物価は全体的に東京より高く、特に外食が高いそうです。
マクドナルドのセットで比較してみると、東京が700円なのに対しニュージーランドはNZD15(1300円 NZD1=JPY88)します。
もはや日本が安いのでしょうか…
リアルタイムの物価はこちらのサイトをご確認ください。
ニュージーランドの治安は?
ニュージーランドの治安は先進国の中では比較的いいそうですが、日本と比べると犯罪発生率は高いので注意が必要です。
窃盗などの犯罪も多いので夜ひとりで出歩かないなど、自分の身は自分で守る対策が必要ですね。
子供が無償で学校に通う方法4つ
子供が無償で現地の小学校から高校まで通うことができる方法をまとめます
- 親が就労ビザを取得する
- 親が学生ビザでニュージーランドで勉強した後Post Study Workビザを取得する
- 親の1人が学生ビザを取得し、もう1人の親がパートナーシップワークビザを取得する(条件あり)
- 永住ビザを取得する
1.就労ビザ(Accredited Employer Work Visa)
Accredited Employer Work Visa(AEWV)は外国人が取得する最も一般的な就労ビザです。
Accredited Employerとは外国人を雇う届け出をしている認可企業のことです。
基本的に大学での専攻分野、または就労してきた職種でのみの採用です!
2023.11より、AEWVを取得すると5年間の就労ビザが与えられます(ANZSCOスキルレベル1‐3のみ対象)。
※5年就労した後延長は可能だが、1年間ニュージーランドを離れる必要があるので注意が必要
そして、AEWV申請における就労の条件は永住権(SMC)申請時と同じです。
- ANZSCOという職業分類表に記載されているスキルレベルもしくは職歴年数の条件を満たしていること
- 平均時給以上で雇用されいていること(介護士など例外あり)
ANZSCOとはオーストラリアとニュージーランドで共通で使っている職業分類表です。
職種によりスキルレベル1‐5に分類され、永住権(SMC)申請に必要な時給もこのレベルによって変わってきます。
- スキルレベル1‐3は平均時給以上
- スキルレベル4‐5は平均時給の1.5倍以上
が条件です。
- 週30時間ベースで計算する
- 週30時間を超える就労時間の場合でも一律で週30時間まで
- 週15時間の就労時間の場合は2週間分で1週間となる
AEWVを私がが取得することで残りの家族にもメリットがあります。
- 旦那氏はパートナーシップワークビザを取得し、認可企業で平均時給以上の職という条件で働くことができる(2024.1現在。2023.11に政党が変わり、平均時給以上という条件が今後なくなる可能性があるそうです。)
- 子供も小学校から高校まで無償で通うことができる
2.Post Study Workビザ
Post Study Work(PSWV)ビザとは、ニュージーランドの政府機関が認めた学校でのコースを取得した人が申請できる就労ビザです。
就労ビザの期間は学位のレベルやニュージーランドで学んだ期間によりますが、配偶者もパートナーシップワークビザ(就労ビザ)を申請でき、子供も無償で学校に通えます。
この期間にジョブオファーをもらってAEWVを取得できるといいですね
学位 | レベル | 就学期間 | PSWV期間 |
PhD | 10 | 3年以上 | 3年 |
Masters | 9 | 2年 | 3年 |
Postgraduate Diploma | 8 | 1年 | 1年 |
Bachelor degree | 7 | 3年 | 3年 |
※レベル7で日本の大学から編入した場合は、ニュージーランドでの就学期間と同じ期間のPost Study Workビザとなります
3.学生ビザ(条件あり)+パートナーシップワークビザ
就学するコースに条件がありますが、主申請者が学生ビザで就学すると配偶者に就労可能なパートナービザが発給されます。
▼パートナーが学生ビザ保持者の場合
学生ビザ保持者は以下条件によってパートナーをサポートできるビザが異なります。
・ニュージーランドのLong Term Skill Shortageリストに載っているレベル8のコースを就学
・Postgraduate(レベル9)を就学
・ニュージーランドが促進しているプログラムの奨学生上記3つのうちどれかにあてはまる場合は、パートナーが申請できるビザは「ワークビザ」になります。
引用:ニュージーランド留学センターホームページ
上記以外の学生ビザ保持者のパートナーが申請できるビザは「観光ビザ」になります。
配偶者がパートナーシップワークビザで働くことで、子供は無償で学校に通えます。
4.永住ビザ(Skilled Migrant Category)
ニュージーランドにずっと住むことができるビザです。
※居住権を取得してから2年後に永住権に切り替え可能
永住権は更新が必要という国がほとんどだと思いますが、ニュージーランドは今のところ更新が必要ありません。
ニュージーランド、太っ腹すぎる!
これはもともとニュージーランドの人口が少なく、毎年他国への人口流出が多いからだそうで、比較的簡単に取得できるようです。
ニュージーランドの永住ビザには「技能移民部門」「投資家部門」「起業家部門」「リタイアメント部門」の4つがあり、日本人の大半が「技能移民部門(Skilled Migrant Category)」で申請しています。
- 20歳以上55歳以下
- 健康で犯罪歴がない
- 英語力(IELTS6.5以上 General,Academic両方可)
- 職業免許・学歴または収入とNZでの職歴を合わせて6ポイント
ポイントについてはニュージーランド移民局のホームページをご確認ください。
ニュージーランドの学校
小学校から高校
ニュージーランドの教育システムです。
1年は1月末から12月中旬までですが、5歳の誕生日を迎えると入学の許可が出るので次の日から小学校に通う子が多いようです。
大学
大学は8つの国立大学のみですが、非常にレベルが高いそうです。
そして永住権を持っていると(条件あり)うれしい特典があります!
- 1年目の学費無料
- 返済不要な教育手当
- 無利子の学生ローン
いつまで続くか分かりませんが、これはありがたいですよね。
わなとぶというブログの方が詳しく書いてくれています。
ニュージーランド移住のメリットデメリット
メリット
- ネイティブの英語を学べる
- 自然が豊か
- 永住権が比較的簡単に取得できる可能性があり、更新手続きが必要ない
- 日本との時差が比較的小さい
デメリット
- 紫外線が強く皮膚がんが心配
- 日本から遠い
- どの国からも遠い
- 地震が多い
- アメリカの英語のアクセント・発音との違いが大きい
さいごに
他の国の永住権を取得するなんて全く考えていませんでしたが、ニュージーランドの永住権は更新する必要がない点を含めてとても魅力的です。
移民も多く学校にも様々な国の子供が在籍しているようなので、子供の教育にも素晴らしい環境なのではないかと思いました。