海外移住

【移住候補1】マレーシアのビザ・学校・住みやすさを徹底調査!

こんにちは、2026年までに海外移住を目指しているnanaです!

今回は我が家の移住候補国1位のマレーシアについて調査してみました。

海外移住を決意した当初から移住先はマレーシア1択だったのですが、2021年10月のMM2Hビザの改悪により移住先、また申請するビザを考えなおすことになりました……

nana

MM2Hの改悪は残念ですが、視野を広げるいい機会です!

この記事では次のことを中心にまとめ、移住した際のイメージを膨らませていきたいと思います。

  • マレーシアの基本情報
  • 現実的に取得可能なビザ
  • 日本人が通える学校

マレーシア基本情報

マレーシア基礎データ

※2022年のデータです。

人口約3,260万人
民族マレー系(約70%)、中華系(約23%)、インド系(約7%)
宗教イスラム教(64%)、仏教(19%)、キリスト教(9%)、ヒンドゥー教(6%)、その他
言語マレー語、中国語、タミール語、英語
引用:外務省ホームぺージ

その他の基本情報はこちらです。

  • 日本との時差は1時間
  • 東京からクアラルンプールのフライト時間は7時間から7時間半程度

マレーシアの気候は?

マレーシアは雨季と乾季がありますが1年を通して寒暖差は少なく、1年通して安定した気温(月平均28℃前後)で過ごせます。

ただ、屋内はエアコンがガンガンきいていて寒いくらいだそうです……

nana

モールが充実していて1日中そこで過ごすこともあるみたいですね。

マレーシアの治安は?

首都のクアラルンプールは比較的安全な都市とされているようですが、観光地や繁華街などでは窃盗や置き引き等発生しているそうです。

また、夜のひとり歩きも気をつけたほうがよさそうですね。

nana

東京と同じくらいのイメージでしょうか

マレーシアの物価は?

マレーシアは日本人の住みたい国ランキングで10年以上1位に輝いています。

nana

理由のひとつは物価の安さではないでしょうか。

確かにマレーシアは物価が安いイメージはありますが、それは昔の話です……

今スーパーで日本食を買ったり、日本の物を買ったり、日本にいた時と変わらない生活をするとむしろマレーシアの方が高いそうです。

住宅費も今のところ10万円出せば場所によっては素敵なタワマンに住めそうですが、物価の上昇とコロナ後外国人が戻ってきたという理由で、上昇しています。

マレーシアのビザ

マレーシアのビザ条件は頻繁に変わります。

当サイトでもビザ情報が更新され次第訂正しますが、最新の情報は必ず在マレーシア日本大使館等政府機関でご確認ください。

我が家は母子留学ではなく、私・夫・子供の家族全員での移住を目指しています。

その場合に可能性がある滞在ビザは4つです。

  1. 学生ビザ+保護者ビザ(保護者ビザは1名なので他のビザの取得必須)
  2. MM2H/S-MM2H(ロングステイビザ)
  3. 就労ビザ(雇用パス)
  4. デジタルノマドビザ

学生ビザ+保護者ビザ

現在マレーシアに教育移住されている方の多くは学生ビザ+保護者ビザを利用しているのではないでしょうか。

しかし学生ビザ+保護者ビザのパターンだと保護者はどちらか1人しか取得できないので、もう1人は取得可能なビザ(観光ビザ・学生ビザなど)で滞在しなければなりません。

ただ、観光ビザは90日の滞在までですし、学生ビザは年齢制限もあるのであまり現実的ではなさそうです。

(子供の)学校によっては学生ビザを発行できない所もあるようなので、せっかくいい学校を見つけてもビザをもらえない……という事態もあります。

また最近耳にしたのですが、パパが保護者ビザを取得するのはママが取得するより大変なんだそうです。学校によっては父子留学が不可能の所もあるという話も聞きました。

nana

何ででしょうね…

ビザに関しては本当にコロコロ変わるし、担当者によっても返答が違うみたいなのでその都度最新の情報を確認したいですね。

MM2H/S-MM2H(ロングステイビザ)

MM2H(Malaysia My Second Home)はマレーシア政府が推進している長期滞在ビザです。

2021年10月の改悪までは、ロングステイビザ(MM2H/S-MM2H)取得のハードルは比較的低く、移住はそれほど難しいものではありませんでした。

nana

しかし今は条件が厳しくなり、難しくなってしまったのです。

2021年10月以降のMM2Hの申請条件はこちらです。

年齢35歳以上
在住日数年間合計90日以上
マレーシア国外での収入月額RM40,000(約120万円)以上
定期預金額RM1,000,000(約3,000万円)以上
49歳以下は追加家族1名につき+RM50,000(約150万円)
滞在可能期間5年(申請条件を満たす限り5年ごとに延長可能)
流動資産RM1,500,000(約4,500万円)以上
引用:在マレーシア日本大使館  
※RM1=30円で計算
nana

マレーシア国外での月の収入120万円以上って…

S-MM2Hとはサラワク州が独自に発行しているMM2Hで、MM2Hよりは申請条件は厳しくないです。

  • クアラルンプールから1時間45分
  • シンガポールから1時間30分

飛行機でかかります。

申請条件はIKI LINKSという会社が分かりやすくまとめてくれています。

就労ビザ(雇用パス)

就労ビザの種類はいくつかありますが、一番身近なのは雇用パスですね。

雇用パスとはマレーシアの雇用主に雇用される外国人に発給されるビザです。

現在は月収RM5,000以上の案件で雇用パスを発給されることが多く、家族の帯同も可能になっているようです。

最近は海外で働く日本人も増えてきたので競争率も上がってるかもしれませんが、我が家にとっては1番現実的かもしれません。

デジタルノマドビザ

2022年10月から開始された長期滞在ビザです。

  • IT・デジタル分野で活躍するフリーランサーやリモートワーカー対象
  • 滞在期間は3か月~12か月で最長2年間滞在可能
  • 配偶者・子供のビザも取得可能
  • 収入条件は、年間USD24,000以上(約336万円 1ドル140円で計算)

私たち夫婦はITとは無関係の仕事のためデジタルノマドビザは諦めていますが、該当する方にとっては条件のハードルは低いですね!

nana

うらやましいですーーー

学校

マレーシアで日本人が通える小学校の種類は3つあります。

  1. ローカル私立小学校(公立小学校は原則マレーシア国籍が必要)
  2. 日本人学校
  3. インターナショナルスクール

我が家もそうですが、教育移住を考えている方の多くはお子さんをインターナショナルスクールに通わせる予定だと思います。

インターナショナルスクールの種類

マレーシアには現在約180校ものインターナショナルスクールがあると言われ、年々増加しています。

nana

マレーシアで選べるカリキュラムは主に5種類です。

  • イギリス式
  • 国際バカロレア(IB)
  • アメリカ式
  • オーストラリア式
  • カナダ式

それぞれ教育スタイル、雰囲気などの違いがあるのでご家庭やお子さんに合ったカリキュラムを選んであげたいですね。

近年マレーシア教育移住や留学をする日本人が増えているそうで、学校によっては全体の20%以上(1クラス5人)日本人のところもあるそうです。

日本人同士で固まってしまうといつまでたっても英語ができないということもあるでしょう……

インターナショナルスクールの授業料

マレーシアにあるインターナショナルスクールの授業料は本当にピンキリです!

共通しているのはYEAR1(日本でいう小学校1年生程度)の授業料が1番安く、学年が上がるごとに授業料も上がっていくという仕組みです。

nana

YEAR1の授業料で支出の計画を立てると後に大変なことになりますね

YEAR1の授業料を見たときに1番価格が安いインターナショナルスクールは年間30万円程度ですが、230万円するところもあります。

これは授業料のみであって、この他に入学金、施設使用料、保証金、制服代、教科書代等かかってきます。

詳しいインターナショナルスクールの情報はGo for itというサイトに書かれています。

さいごに

移住先としてのマレーシアをメリット・デメリットでまとめたいと思います。

メリット

  • 1年中暖かい
  • 他民族国家
  • 日本から近く時差が少ない
  • インターナショナルスクールが日本より安い

デメリット

  • MM2Hの改悪によって移住しにくい
  • 物価が上昇中で先が読めない
  • インターナショナルスクールなのに日本人で固まる可能性がある

現地に行かれた方みなさんおっしゃいますが、マレーシアの人は本当に優しいそうです。

住みやすさの点だとマレーシアはやはり上位に来ますね!