海外移住

【移住候補2】カナダのビザ・学校・住みやすさを徹底調査!

こんにちは、2026年までに家族で海外移住を目指しているnanaです!

nana

今回はカナダを徹底調査してみました~

我が家はFIREして海外移住が目標だったので、物価の高い欧米・英語圏への移住は全く考えていませんでした。

しかし昨今の海外教育移住ブームで、当初の候補地マレーシアのインターナショナルスクールには日本人がたくさんいると耳にします。

最初の2年くらい英語圏の公立小学校に通わせて英語を身につけさせたいなーと思い、今回はカナダについて調べてみました。

nana

公立の学校に無償で通わせる方法はあるのかな…

この記事では以下のことを中心にまとめています。さっそく見ていきましょう♪

  • カナダの基本情報
  • 現実的に取得可能なビザ
  • 公立の学校に無償で通える方法

カナダ基本情報

カナダ基礎データ

人口約3,699万人(2021年カナダ統計局推計)
言語英語・フランス語が公用語
引用:外務省ホームページ
バンクーバー
  • 日本とバンクーバーの時差:16時間(夏時間)・17時間(冬時間)
  • 東京からバンクーバーまでのフライト時間:約9‐10時間
トロント
  • 日本とトロントの時差:13時間(夏時間)・14時間(冬時間)
  • 東京からトロントまでのフライト時間:約12時間

カナダの気候は?

バンクーバー

バンクーバーには四季がありますが、大きく雨季(11‐4月)乾季(5‐10月)に分かれます。

冬は雨が多くどんよりしていますが氷点下になることはほとんどなく、夏はカラっとしていて30℃を超えることはほとんどないようです。

nana

夏は過ごしやすそう~

トロント

トロントにも四季がありますが、春と秋が短く冬が長い(11-3月)です。

夏は30℃を超える日もありますが湿度が低く過ごしやすいし、夜はすずしくなるようです。

冬は‐10℃を下回り雪も多くとても寒いです。

カナダの物価は?

バンクーバーやトロントなどの大都市での生活費は東京より高く、現在は円安と物価高の影響もあり東京の1.5倍とも言われています。

特にバンクーバーは家賃が高く、家族3人が住める1BedroomのアパートがCAD2,500前後(25万円 CAD1=100円換算)するそうです。

nana

大都市に隣接する市だと家賃が結構下がるみたいですよ!

マクドナルドのセットで比較してみると、東京が700円なのに対しカナダはCAD12-13(1200-1300円)します。

こちらのサイトで世界中の現在の物価を検索することができるので見てみてください!

カナダの治安は?

カナダは一般的に治安がいいと言われていますが、最近はギャング絡みの暴力事件が起きていたり、銃や刃物で脅して金品を奪うという事件も頻発しているみたいです。

どんなに治安がいい国でも、犯罪に遭わない努力はしなくてはいけませんね。

子供を公立の学校に無償で通わせる方法4つ

ビザの種類・条件には注意点がいくつかあり、また州によって条件が違うので実際に移住を決定する前にエージェントなどに確認が必要です。

このサイトでも変更を見つけたら訂正をするようにしますが、最新の情報は必ずカナダ移民局等でご確認ください。

nana

条件が急に変わるのはどの国も同じなんですかね・・・

さて、家族でカナダに移住し、子供を公立幼稚園から高校までの現地の学校に無償で通わせられる可能性のある方法は4つあります。

しかし最終的には判断が学区にゆだねられるため、そこは行ってみないと分からないそうです……

子供を公立の学校に無償で通わせる方法4つ
  1. 親の1人が1年以上の就労ビザを持っていて、週20時間以上働く(ワーホリは除く)
  2. 親の1人がDiploma以上の学位の学生ビザを取得
  3. Co-op(コープ)プログラムを利用
  4. 親の1人がカレッジ、大学進学のためESLに通う学生ビザを取得

1.1年以上の就労ビザを取得し週20時間以上働く

自分で、もしくはエージェントを使って職を探し、1年以上の就労ビザを取得し週20時間以上働いていることが滞在の条件です。

1番シンプルですがカナダの中でも特に取得が難しいと言われているビザとなります。

nana

親の英語力も必要ですね

2.親がDiploma以上の学位の学生ビザを取得

親のどちらかがDiploma以上の学位の学生ビザを取得しカナダで学生として滞在します。

この方法の素晴らしいところは、カナダ政府指定の学校を卒業した場合、ポストグラデュエーションワークパーミット(Post-Graduation Work Permit)という就労ビザが発行されることです。

nana

通称ポスグラビザです

ポスグラビザのルール
  1. ポスグラビザの期間は就学期間と同じ
  2. カナダ政府指定のカレッジ、大学、大学院で8か月以上のコースを卒業すること(ESLは含まれない)
  3. 2年以上のコースを卒業した場合はポスグラビザの期間は3年(ポスグラビザの上限3年)

いろいろなサイトでリサーチしましたが、2年間のカレッジの授業料はだいたい250万円前後のようです。

3.Co-op(コープ)プログラムを利用

Co-opプログラムとはカナダのカレッジ等が提供しているプログラムで、有償の就労体験(インターン)が含まれています。

学校で勉強した内容に関連する職種のみですが、勉強しながら働けるのはありがたいですよね!

州によって違いますがブリティッシュコロンビア州では、インターン期間はプログラムの期間の50%までと決められています。

例えば2年間のプログラムの場合は1年間座学、1年間インターンになります。

  • 座学で勉強している期間(1年):週20時間まで働ける
  • インターン期間(1年):週40時間まで働ける

そして対象の学校を卒業した場合は、ポスグラビザを取得することができます。

4.親がESLに通う学生ビザを取得

親のどちらかが、カレッジや大学進学のためにESL(語学学校)に通い、学生ビザで滞在します。

ただ、ESLの場合は以下の条件に全てあてはまる必要があります。

ESLの条件
  1. EAQという州が学校に与える認定を受けている学校であること
  2. Diploma以上の学位の入学条件であること
  3. ESL修了がDiploma以上の学位の入学条件であること

そしてESLでの子供の無償教育は1年間限定なので気を付けましょう。

配偶者ビザについて

配偶者ビザとは主申請者がビザを取得した場合にその配偶者が取得できるビザで、

  • 配偶者観光ビザ
  • 配偶者就労ビザ

の2種類があります。

2つとも期間は主申請者のビザの期間と同じです。

配偶者観光ビザは配偶者であれば取得できますが、配偶者就労ビザには条件があるので見ていきましょう。

配偶者就労ビザ取得の条件
  1. 主申請者が就労ビザやポスグラビザを取得した場合
  2. 主申請者が学生ビザを取得し、公立のカレッジ・大学・大学院に通う場合
nana

就労ビザ取得はかなり大変なので、この条件はありがたい!

番外編:子供が留学生として通学

上記のビザを取得せず、子供を留学生として現地の公立学校に通わせることも可能ですが、留学生扱いとなるので年間約CAD1万(約100万円 CAD1=100円換算)かかります。

親は観光ビザで滞在できますが、働くことはできません。

カナダ移住のメリットデメリット

メリット

  • ネイティブの英語を学ぶことができる
  • 自然の多いところで子育てできる
  • 移民が多い

デメリット

  • 厳しい季節がある
  • 物価が高い
  • 時差が大きい

さいごに

ビザ的にも金銭的にも夢のまた夢だと思い込んでいた英語圏移住ですが、調べてみると「行けるかもしれない!」と思えるようになりました。

ご家庭により合う国合わない国は違うので、自分たちに合った国を見つけられるといいですよね♪

ただビザの条件は急に改悪したりするので、常にチェックすることが必要です!